カナン「船長さん!すいません!!」

カナンは動力室の入口に向かって全速力で走った。ドアを開けようとレバーをぐいっと下げたが全く動かない!

カナン「ど、どうして!?
くそっ!開け!開けぇ!!!」

重い扉だが、さっき入ったときはレバーを下げてすんなり通れた。しかし体重をかけてもびくともしない。

カナン「いやだ!助けてぇぇ!!」

2人は手理由して機械の隙間などを見て回った。

力いっぱいドアを叩いたと同時に、ピカッと背後から来た光に飲み込まれた。

熱いとも痛いともない感触が背中を焼き、一瞬だけ焦げた匂いを感じた…。