カナンの部屋

今の衝撃で荷物の一部が崩れて散らかっている。

カナンは急いで貴重品を手提げのバッグに詰め込んで、通路に飛び出した!

途端に熱い空気が頬を焼かれた。部屋から階段に行く1本だけの通路は、すでに火の手が上がっていた。

カナン「逃げられない!どうしたら…。」

通路を通ることはとてもできなそうだった。部屋に戻ろうと踵を返したそのとき

もう一度、大きな衝撃と共に爆音が響いた!

炎が何かに引火して2次的な爆発が起こったのか。どちらにしても先程と同じく、ほぼ真下から突き上げられるような振動が襲い、カナンの足元の床がバキッと裂けた。

床の裂け目に転がり込み、ドシンと叩きつけられた。流石に下の階層まで落下するようなことはなかったが、落ちたときに足をくじいてしまったようで、とてもよじ登ることができない。

カナン「いやだ!誰か助けて!
誰かぁぁぁ!!」

泣き叫んぶカナンを弄ぶかのように黒い煙が巻きついてきて、何もできずに意識を失ってしまった。