カナン「動力室のある無人区画を探しましょう。客室以外で何かを隠すならそういう場所になるのよね?」

シラート「だ、ダメです。無人区画の捜索は単独では…。」

カナン「2人いれば大丈夫なんでしょ?」

シラート「…」

嫌がるシラート青年を説得して、動力室や機材の倉庫があるという下層の区画に連れてきてもらった。

通路は照明がほとんど無く、すえたような匂いがする。

この奥が動力室だ。